メンター制度の組織・トップに理解してもらうために

 

 メンター制度は、シンプルな制度ですが、しっかりと定着させる、あるいは、成功させるためには、その前提として、組織に制度をしっかりと理解してもらうことが大切です。ここでは、そのための基本的な進め方をご紹介しますので、参考にしてください。

 

ステップ1まずは担当者自身がメンタリングの良さを実感する。

ステップ2組織の課題と解決策を整理する

ステップ3課題解決に向けた仲間(賛同者・協力者)を増やす。

ステップ4メンター制度を導入する際の簡単な青写真をつくる。

ステップ5決裁者や上層部に対し説明会を実施し、制度導入提案をする。

  

ステップ1まずは担当者自身がメンタリングの良さを実感する。
先ずは担当者自身がメンタリングを理解することはもちろん、その良さ・素晴らしさを実感していなければ、上層部にメンタリングの良さを実感し、制度導入の必然性を理解してもらうことは難しいです。担当者自身がそれを実感していれば、上層部にメンタリングの良さが伝わるものです。

 

ステップ2組織の課題と解決策を整理する。
組織の問題点を洗い出し、課題を特定しましょう。その解決策にメンター制度やメンタリングの必然性を組み入れて考えてみます。
メンタリングは組織の信頼関係を醸成する仕組みですから、様々な課題を解決してくれますが、ただ「やりましょう!」だけでは、制度導入は難しいでしょう。

 

ステップ3課題解決に向けた仲間(賛同者・協力者)を増やす。
課題の改善解決に前向きな同僚や上司、あるいは決裁者にも相談し、様々な意見や懸念事項を整理したりして協力者を増やします。説明会などにも、複数で参加するのもいいでしょう。

 

ステップ4メンター制度を導入する際の簡単な青写真をつくる。
洗い出されていない懸念や影響、効果を精査し、簡単な計画を立てます。その際、目的に合わせて、試行する部門、対象者の範囲、実施エリアなども検討します。場合によっては、全社一斉の導入計画よりも、試験的な導入も考えに入れておきましょう。

メンタリングを導入しにくい風土や組織体制などがある場合は、部署やエリアを特定し、対象者を限定した「スモールスタート」から実施することもよく行われています。

 

 

ステップ5決裁者や上層部に対し説明会を実施し、制度導入提案をする。
最終段階です。説明会では、制度の考え方や体制・方法を説明するだけではなく、メンタリングの良さを実感できるワークを織り込むと効果的です。その際に、協力してくれる決裁者や経営層に事前に相談しておくことも必要となるでしょう。
そこで出てきた課題・問題点を整理し、提案内容を修正・調整します。
日本メンター協会では、説明会の協力もできます。
お気軽にご相談ください。

 

ここでの解説は、基本となるステップや考えを述べているもので、各職場の状況や目的で進め方はまちまちです。メンター制度を導入する際には、専門家に相談されることをお勧めします。

日本メンター協会でも無料にて相談を受けております。お気軽にご相談ください。 



     当会事務局 プレスタイム