今、多くの組織において、若手社員の早期退職が大きな問題になっています。メンター制度導入の目的の多くが「社員定着」です。そのためには、メンターに、メンティーの気持ちや考えを包み込むような「包容力」=「メンターシップ」が必要です。当プログラムでは、“メンターシップ”を身に付け、1クラス上のメンターを目指します。メンターを指導する「メンターズメンター」やメンター制度担当者にも受講をお勧めします。また、このメンターシップは、部下を育成指導するリーダー、マネージャーにも、必要不可欠な素養です。その層にも、是非、ご受講いただきたい研修です。
※オンライン研修対応可能です。
【ねらい】
「メンターとして必要不可欠な『メンターシップ:包容力』を身に付ける 」
4つの包容力(学習項目)
① 開放性~自分を正直にあるがままに表現し、他者をあるがままに受け入れるセンス ② 確認性~言葉とその背景にある気持ちを能動的・積極的に確認するセンス ③ 共感性~相手の気持ちを、あたかも自分のものであるかのように感じ取るセンス ④ 自 信~自分の能力・価値などを信じて疑わないこと、およびその心 |
【対象】
【スケジュール】
10:00
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1. オリエンテーション 研修のねらいの理解をし、参加者に了承していただきます。
2. 「開放性」にチャレンジする 「開放性」とは、自分の心や態度をオープンにするセンスです。 単なる自己開示だけではなく、相手のメンティーをも開放させるようなものまで及ぶものです。
3. 「確認性」にチャレンジする 今は、時代の流れが速く、数年の年齢の違いでも、価値観などの様々なギャップが存在します。 「確認性」とは、単なる言葉の意味を確認するだけではなく、相手の立場、状況、価値観の違いなどを確認するセンスを言います。 |
12:00 |
昼 食 |
13:00
17:00 |
4.「共感性」にチャレンジする 相手と「気持ちを通じ合わせる」ことは、メンターとして、必要不可欠なことです。 共感することだけで、多くのことが解決につながるのです。
5. 「自己開発・自信」にチャレンジする 自分の人生に自信を持つことは大切なことです。 それは、思い上がりなどではなく、自分のなかに、これまでの積み重ねや失敗を受け容れることです。
6. 「行動予定表づくり」にチャレンジする 前セッションでの自信を形づくるために、具体的な行動予定表をつくり、現場での実践につなげます。
終 了 |
ご要望に合わせ、内容や所要時間など様々に対応したプログラムを企画・提案することは可能です。お気軽にご相談ください。