【メンター制度 取組事例-4 採用活用編】

<都内大手会計事務所 某部門

 

 当部門では様々な新人研修の他に、部門独自のキャリア制度における有資格者による支援に加え、現場で仕事面だけではなく、私的な相談も受けるメンターを任命し、メンタリングを実施しています。

 

 また、メンタリング・スキルを新入職員の育成だけではなく、リクルーターによる部門の採用活動にも活かしています。

 


[概 要]

1.ねらい

部門配属新入職員の育成


当部門では様々な新人研修の他に、部門独自のキャリア制度における有資格者による支援に加え、現場で仕事面だけではなく、私的な相談も受けるメンターを任命し、メンタリングを実施しています。

当部門に配属された新入職員に対し、プロフェッショナルとしての業務知識・技能を身に付けるだけではなく、人間的にも成長する育成を目指しています。

 

2.対 象

  ・メンティー 当部門に配属された新入職員

  ・メンター  新入職員と同じ部署の先輩職員

 

3.期 間

  3月から1年間
  
 

4.特 徴 

メンタリング・スキルを新入職員の育成だけではなく、リクルーターによる部門の採用活動にも活かしています。業界に関わらず、優秀な職員の採用が重要となるなかで、新入社員の確保は大きな課題の一つです。メンティーと信頼関係をつくるメンタリング・スキルは、そのまま受験生との信頼づくりおよび採用活動にも大きな効果があると考えています。

 

5.活 動

・月1回のメンタリング
・日常の支援活動
メンター研修&メンタリング・キックオフ研修(制度開始時)

・リクルーター研修およびリクルート活動(メンタリング・スキルの活用)

 

6.経 過

 メンター制度は2015年度より実施が開始されました。新入職員に対しては、既に様々な育成制度が実施されていますが、メンタリング活動を加えることによって、さらにパワーアップされました。組織全体に、メンタリングやメンターの考え方やスキルが、文化としてさらに浸透していくことを目指しています。


[担当人事担当者パートナーの言葉]

メンター制度は、当部の人材育成および確保など人事政策において、欠くべからざる制度です。様々な制度とリンクしてさらなる有効活用を図っていきたいと考えています。


[部門人財育成担当者の言葉]

メンタリングは、組織を活性化し、職員同士を育成し合う文化と考えています。さらに、この文化を浸透させていきたいと考えています。


[メンター・メンティーの感想]

 <メンター>

メンタリングは、メンティーの育成だけではなく、アドバイザリー業務にも活かせるスキルです。メンター制度を通して、私も会計士としての成長を実感しています。

 

 <メンティー>

入所するにあたって、とても不安に感じていましたが、公私問わずいろいろと相談できるメンターの存在はとても心強いです。 


ここでの事例の詳細は、日本メンター協会でお伝えすることができます。

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