◆【第77号】2023.8 メンター人材が乏しいと考える背景とは

  メンター制度を導入したいが、社内にメンターを任せられる人材がいないというご相談をよく受けます。

 

 これに対して、私たちが、まず制度担当者にお聞きしたいことは、「メンター人材をどのような人物ととらえていますか」ということです。

 

 そこで、本号では、メンター制度を導入する担当者が「自社にはメンター人材が乏しい」と考える背景と、日本メンター協会の「メンター人材」に対する考え方ついてご案内します。

 

 社内に「メンター人材」がいない、と考えているメンター制度の導入担当者は、メンターのイメージを以下のように考えている人が多いようです。

 

メンター制度の導入担当者が抱きがちなメンターのイメージ】

 1.知識・経験のある人

 2.アドバイス等を与え、教え導く人

 3.コーチングやカウンセリングのように、特別なスキルを持っている人

 

 上記のような人を「人材メンター」だと考える場合は、メンターとして想定できる人というのは、確かに、いないかもしれません。

 

 また、上記のような役割としてメンターを担当してもらおうとすれば、「スキルもないし、自信もない、そこまでの知識や経験もない」と尻込みする社員も多いと思います。

 

 日本メンター協会では、「メンター」を上記のようなイメージでは捉えていません。

 

 日本メンター協会では、「メンター」を以下のように定義しています。

 「人間的に信頼でき、公私ともに何でも相談できる人」

 

 また、メンターに対するイメージを一言で表現すれば、以下のような人と考えています。

 「信頼関係づくりのできる人」

 

 日本メンター協会が考える「信頼関係づくりのできる人」のイメージを以下のように考えています。

 1.特に、知識・経験は問わない

 2.メンティーと共に考え、共に悩む人

 3.メンティーと同じ目線で向き合い、メンティーに敬意をもって接する人

 

 日本メンター協会では、上記の考えから、

「メンターとは、支援者・指導者というよりも、むしろ、”普通の人”」と捉えています。

自信をもって「今の自分」を素直に出せればよい、と考えています。

 

 このように考えれば、メンター制度導入担当者も、社内の「メンター人材」として想定できる社員が増えると感じるのではないでしょうか。

 

 また、メンターを担当する社員も、尻込みすることも少なくなるのではないでしょうか。

 

 その上で、「信頼関係づくり」を実感できるコミュニケーションワークをもって、メンター養成教育を実施することで、メンター担当者のメンタリングをする自信にもつながります。

 

 是非、「メンター人材」について上記のような考えのもと、メンター制度の導入を図ってみてはいかがでしょうか。

 

 メンター制度の導入を図る上で、組織には、それぞれ個別なご事情もあるかと思います。そのような場合は、お気軽に日本メンター協会にご相談ください。

 ご要望に合わせて、ご説明やメンタリングをご実感いただく機会をご提供いたします。

 

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